先日、日経新聞に「カカオ高騰で代替チョコ菓子を販売」という高島屋のニュースが出た。正直、眩暈(めまい)がした。
・原価が上がったから安い代わりを探す。そんな「ケチな算段」はスーパーに任せておけばいい。
個人株主の皆さんは、代替チョコを買いにわざわざ高島屋へ行きますか?
・13万人の個人株主が、そして村上ファンドが、高島屋に求めているのは「節約」か? 違う。
「圧倒的な高付加価値」だ。
【今のデパ地下は一等地の無駄遣い】
・今のデパ地下を見てほしい。
どこにでもある惣菜、行列に並ばされるレジ、落ち着いて食う場所もない。
・せっかくの日本橋の一等地を、ただの「高級スーパーの延長」として使うのは、フェラーリで畑を耕すようなものだ。
・40万人の百貨店個人株主(三越伊勢丹を含む)に問いたい。
今のデパ地下に「ワクワク」はあるか?
そこに「株価5倍」の希望はあるか?私には全くない。
これが現状

【デパ地下を、プレミアム・ライブ・キッチンに書き換えろ】
パック詰めの惣菜を売るより、体験型キッチンにすれば利益率は3倍に跳ね上がる
デパ地下をただの惣菜売り場にするのは、日本橋の一等地をドブに捨てるに等しい。
ここはモノを並べる『棚』ではなく、日本文化を体験させる『舞台』であるべきだ。
「プレミアム王将」の衝撃
・誰もが知る「王将」を、あえて百貨店仕様の最高級空間で出す。
・一皿3,000円。だが、目の前で職人が最高の素材を焼き上げ、最高のシャンパンと共に提供する。
・「庶民の味」を「究極の贅沢」に昇華させる。これこそが百貨店の矜持ではないか。
イメージ画像 生成AI

「座れないデパ地下」からの脱却
惣菜をパックに詰めて持ち帰らせるな。
その場で、最高の器で、最高の演出で食べさせろ。
立ち食いやフードコートではない。
「五感を満たす食の劇場」へ。
「代替チョコ」ではなく「唯一無二のチョコ」を
カカオが高いなら、一粒1万円の「体験付きチョコ」を売ればいい。
三味線の音色を聞きながら、その場でショコラティエが仕上げる一粒。
客は「チョコ」に金を払うのではない。
「高島屋で過ごした特別な時間」に数万円を払うのだ。
【経営陣への宣戦布告】
交通網のせいにするアナリストや、原価計算に汲々とする担当者に、この百貨店は救えない。
真の競合はディズニーランドだ。
そこに行かなければ味わえない感動があれば、客はどこからでもやってくる。
必要なのは、
「私のような個人事業主が、新幹線に乗ってでも食べに行きたいと思う場所」を作ることだ。
一等地の不動産価値に胡坐をかく経営を終わらせる。
この『魔改造計画』は、
高島屋を真の意味でキャッシュを産み続ける最強のエンターテインメント・マシンへと変貌させる設計図だ。
高島屋の若手社員さん。
君たちが毎日感じている違和感こそが正解だ。
ライバルの伊勢丹株主さえもが羨むような、世界一エキサイティングな百貨店を、今ここから始めようじゃないか。